2009年01月13日

Winny利用の果てに・・・一家崩壊

 ファイル交換ソフトウェアに関連した情報漏えい事件が今なお多く、公私での使用を禁止している企業が少なくありません。それでも、やむを得ず使ってしまうことが、どのような悲劇をもたらすのでしょうか。銀行員のN氏(仮名)を襲った事例を紹介しましょう。

●真面目さが過ぎる故に

 N氏は典型的な真面目人間で、出世も同期の中では比較的遅く、50代前半で銀行の副支店長という肩書きでした。要領が良いタイプとは言えないのですが、実直で銀行業務という仕事をこよなく愛していた人です。そんな彼の人生の軸が狂ったのはある年の年度末のことでした。

 この年は業績の計算数字がなかなか合致せず、翌週月曜日には本部で支店の業績を報告し、改善策を提案しなければなりませんでした。何度も計算を繰り返すうちに帰宅時間が迫り、N氏は仕方なく、USBメモリにコピーを行う権限を持つ副支店長という立場を利用して、USBメモリに業務関連の資料データをすべてコピーし、自宅で作業することにしました。N氏は週末をかけて作業を完了し、月曜日には無事に報告を済ませました。しかし、これが彼を襲う悲劇の始まりだったのです。

 本部への報告から数日して、N氏の勤める銀行の内部資料がファイル交換ソフトウェア「Winny」のネットワーク上で発見されたという噂が流れました。N氏は、「また、そんな事件が起きたのか! しかも、うちの銀行ではないか。いったい、どこの誰がそんな馬鹿なことをしたのか」と思ったそうです。銀行では直ちに専門チームを組織して、漏えいした資料を発見し、内容を確認しました。すると、N氏の作成した資料や内部情報だったのです。

 N氏はすぐに本部へ呼ばれ、状況を聴取されました。また、彼には内緒で別の調査チームがN氏の自宅に出向き、彼の使っていたノートPCを夫人の承諾を得て入手しました。N氏には全く身に覚えがありません。当然ながら否定するしかなかったのです。しかし、回収したノートPCを専門家が調査したところ、わずか15分でWinnyの暴露ウイルスが発見されたのでした。

 さらに調査を進めたところ、PCの使用履歴にはN氏が勤務していた時間帯が多数記録され、情報を流出させたのは家族である可能性が高まり、最終的に大学生の長男が使用していたことが判明しました。当然ながら、長男は自分のPCは持っていました。しかし、メーカーへ修理に出していたところだったのです。

 自分のPCが戻るまでの時間、長男はどうにも待つことができなかったようです。長男はいわゆる「Winny中毒者」でした。映画や音楽などを違法コピーしたデータなどを簡単に入手できるという快感がどうしても忘れられず、少しの間でも我慢できなかったのです。つい父親が留守にしている平日の昼間に無断でN氏のPCを借りて、Winnyの操作に没頭していたということでした。

 Winnyを使うことの恐ろしさは、連日のように報道されていました。長男は父親のPCを使う際に慎重を期していたということでしたが、暴露ウイルスの仕組みや防御方法についての専門知識を持ち合わせていたわけではなかったのです。使用中に目の前でウイルスに感染したことも気が付かなかったのではないでしょうか。あまりにも愚かな行為の結果でした。

 しかし、現実はさらに冷淡かつ過酷な道をN氏に突きつけたのです。

●処分だけでは済まされない

 さて、N氏の今後の処遇については、人事部や上司である支店長などが検討しました。N氏本人が流出させたわけではないものの、無罪放免では済みません。社会が納得するであろうとして、依願退職という形になりました。しかし、N氏は50代です。この状況下では、簡単には就職口が見つかりません。退職金が支払われましたが、定年退職を目前にしていたN氏にとっては本当に辛いことでした。

 事件はあまりも社会的影響が大きく、通常なら人事部が再就職先の仲介をするのですが、それも全くありませんでした。たまに面接までに至っても、事件のことを明らかにするとほぼ100%「不採用」の返信が来るという状況でした。やっとのことで銀行時代に懇意にしていた企業の経営者からの紹介で、警備会社に就職できましたが、収入は銀行員時代の3割に届くかどうかというほどに減ってしまったのです。

 それでも就職口があるだけましと考えましたが、勤務時間が夕方から早朝までという不規則な生活を強いられ、50代になって今まで経験したこともない生活のために、体の苦痛も想像以上のものでした。昼間は自宅にこもるようになったことで、長男とも頻繁に顔を合わせる環境になりました。最初はN氏も我慢していましたが、体も心も疲れ切ったある日、取っ組み合いのけんかになりました。それがきっかっけで、長男は大学を中退して地方へ住み込みの仕事をしに出て行きました。

 しかし、坂道を転がるようにさらに事態は悪い方向へ進むもので、次は夫人との仲が険悪になってしまったのです。生活水準をぎりぎりまで切り詰める状況に嫌気が差したのでしょうか。夫人とはその1年後に協議離婚となりました。多少出世が遅れたとはいえ、高額な収入を手にしていた「副支店長」という生活水準を大幅に下げざるを得ず、夫人には耐えられなかったようです。

 今ではN氏は独り身になり、もうすぐ60歳を迎えます。日々アパートで細々と炊事や洗濯、掃除などをすべて一人でしては、深夜に仕事へ就いています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090113-00000017-zdn_ep-sci


この記事が何所まで本当かは判りませんが実際に近い事は起きてるのでしょう。
自分はWinnyは使った事はありませんがそんなに便利なのでしょうか?

しかしこの物語では当事者のお父さんは使っておらず
息子が使ってしまった模様。

PCを別々に使っていたのなら銀行副支店長という重大なポストにおり
家でも仕事上のデータを使うのであれば家族といえど
自分しか使えない様にロックを掛けておくべきだったのかもしれない。

息子のバカさ加減にも呆れるがお父さんの危機管理も少し足りなかったようだ。

しかし巷で発売してる対策本などは効果が無いのだろうか?


こういうモノを試してみるのも良いかもしれない
もちろん不利益を被っても当方は一切責任は取らないので
自己判断で購入してください。
posted by じ〜じ at 20:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はっきり言わなくても馬鹿みたい・・・。

今時こんな馬鹿がいるなんて・・・。

馬鹿とかかわるとろくなことがないということだな。
Posted by あ at 2009年01月13日 20:57
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。